2015/10/20 tue 管理栄養士

貧血予防に

血液中の酸素を運ぶ役割の赤血球が少なくなった状態を貧血と呼びます。

赤血球が減少して酸素が体に運ばれなくなると疲れやすい、だるいなど様々な症状が現れます。

 

成長期や妊娠中、スポーツ選手は体を流れる血液量も増えるため、多くの鉄分が必要となります。

鉄欠乏性貧血については食事の改善も貧血予防には欠かせない大切なものです。

食事から鉄分の多い食品をしっかりとりましょう。

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鉄分といえば、ホウレンソウやひじき、レバーなどをよく耳にすると思いますが、鉄には種類があり吸収率も異なります。

 

鉄分には肉や魚などの動物性食品に含まれているヘム鉄と、野菜や海草などの植物性食品に含まれている非ヘム鉄があります。

ヘム鉄はそのまま小腸で吸収されますが、非ヘム鉄は酵素やビタミンCなどによりヘム鉄になることで吸収されます。

体への吸収はヘム鉄が10~20%、非ヘム鉄が1~6%程度となっています。

非ヘム鉄の吸収を上げるためには、たんぱく質やビタミンCを一緒にとるとよいです。

 

ホウレンソウやひじきは非ヘム鉄なので肉や魚といった良質のたんぱく質を一緒に食べたり、果物をデザートにつけたりすると吸収が高まります。

 

そのほかにもビタミンB2、B6、B12、葉酸といった栄養も血液を作るのに大切な栄養です。

通常の食事では不足することはほとんどありませんが、偏食や食事抜きなどの食事では不足してしまいます。

偏りなく色々な食品をとることが大切です。